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高良健吾“はしゃぎ過ぎ”で助監督に怒られる 「横道世之介」ヒット御礼

2013年3月1日 12:30

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リラックスした様子の高良健吾
リラックスした様子の高良健吾

[映画.com ニュース]俳優の高良健吾が2月28日、シネ・リーブル池袋で行われた主演作「横道世之介」のヒット御礼舞台挨拶に、共演する柄本佑黒田大輔、メガホンをとった沖田修一監督とともに登壇した。

ふだんの会見や舞台挨拶などでは緊張した表情が多い高良だが、この日は過去にも共演経験がある俳優陣との“ボーイズトーク”とあって終始リラックスした様子。撮影中、雨でロケが中断すると「雨が止むようお祈りしていたら、だんだん楽しくなってしまった」(高良)といい、はしゃぎ過ぎたあまり助監督に怒られたエピソードを、沖田監督を含めた4人で嬉々として述懐。「今日はこのメンバーで舞台挨拶に立てて、本当に楽しかったです。ちょっと身内ノリになりましたが、こんなときもあります」と笑顔を見せていた。

映画は2010年本屋大賞3位、第23回柴田錬三郎賞を受賞した吉田修一氏の小説を原作に、長崎の港町から上京した大学生・横道世之介(高良)と、個性的な恋人、仲間たちが織りなす青春群像。柄本が世之介の友人・小沢を、黒田が世之介の親戚・清志を演じている。上映時間は160分と長尺だが「もう2時間40分? というくらい、あっという間の作品」(柄本)、「腰が痛くなるんじゃないかと思ったが、大丈夫でした(笑)」(黒田)と長さを感じさせない作品だとアピールしていた。

黒田は沖田監督と10年来の親交があるといい、「監督は昔から全然変わらない。集中するとベロが出るんですよ」と暴露すると、高良と柄本は大爆笑。当の沖田監督も「知らないうちに、舌が渇いていることがよくある(笑)。今日は僕らだけで楽しんじゃってすみません……」とファンを前に恐縮しつつ、「皆さんにとって、何年先でも思い起こせる映画になっていれば」と真摯に語っていた。

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