コーエン兄弟、アンジェリーナ・ジョリー監督2作目の脚本をリライト
2013年3月1日 14:00

[映画.com ニュース] オスカー脚本家のジョエル&イーサン・コーエンが、アンジェリーナ・ジョリーの監督2作目「Unbroken(原題)」の脚本をリライトすることが決まった。
メガホンをとるジョリーは数週間にわたって脚本家を熟考したようで、最終的に「ファーゴ」でアカデミー賞脚本賞、「ノーカントリー」で同脚色賞を受賞したコーエン兄弟にオファー。コーエン兄弟は、ほとんどの作品で自ら製作・脚本・監督のすべてを手がけるため、今回のように途中からプロジェクトに参加することは珍しい。ジョリーとコーエン兄弟がコラボレーションするのは初めてのこととなる。
同作は、ローラ・ヒレンブランドのベストセラーノンフィクション「Unbroken: A World War II Story of Survival, Resilience, and Redemption」の映画化。ジョリーが監督に決定する前に、リチャード・ラグラベネーズが脚本第1稿を執筆し、その後ウィリアム・ニコルソンがリライトを手がけた。
1936年のベルリンオリンピックに陸上選手として出場し、第2次世界大戦中に日本軍の捕虜になった米軍パイロット、ルイス・ザンペリーニの体験を描く。ジョリーは、マシュー・ベアとアーウィン・ストフとともに製作も務める。
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