クリスチャン・ベール、エベレスト遭難事故の映画化に主演か
2013年2月21日 16:56

[映画.com ニュース] 俳優のクリスチャン・ベールが、1996年にエベレストで起こった遭難事故を描く「エベレスト(原題)」に主演する可能性が出てきた。
探検家ロブ・ホールが経営する、ニュージーランドの旅行会社アドベンチャー・コンサルタンツが企画したエベレスト登山ツアーの参加者たちが、突然の激しい嵐やスケジュール管理の甘さから遭難。日本人女性を含む8人が死亡した。ベールは、登山隊のリーダーでもあったホールを演じることになる。
ティム・ビーバンとエリック・フェルナー、ライザ・チェイシン、エバン・へイズが製作を務め、マーク・ウォールバーグ主演の「Contraband」でハリウッド進出を果たしたアイスランド人監督バルタザール・コルマウクルがメガホンをとる。
この事故については、登山隊の一員で、登頂に成功し無事下山したジャーナリストのジョン・クラカワーが、書籍「空へ:エヴェレストの悲劇はなぜ起きたか」として出版したほか、97年に「エベレスト死の彷徨」としてテレビ映画化されている。
本作は、ユニバーサル・ピクチャーズとワーキング・タイトル、Emmet/Furla Filmsが手がける。一方で、ソニー・ピクチャーズがジェフリー・アーチャーの小説「遥かなる未踏峰」をダグ・リーマン監督×トム・ハーディ主演で映画化する同名のプロジェクトも進行中だ。
ベールは、アカデミー賞助演男優賞受賞作「ザ・ファイター」でコラボしたデビッド・O・ラッセル監督のタイトル未定の新作に出演する予定。
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