英BBC、トルストイ「戦争と平和」をドラマ化
2013年2月21日 16:00

[映画.com ニュース] 英BBCが、ロシアの文豪トルストイの長編小説「戦争と平和」をドラマ化すると発表した。1話1時間×6回のミニシリーズで、2015年の放映が予定されている。
「戦争と平和」は、ナポレオンによるロシア遠征などの歴史的事件を背景に、19世紀初頭のロシア貴族の姿を描いた大河小説。過去に何度も映像化されており、本家ロシアのセルゲイ・ボンダルチュク監督による「戦争と平和(1966)」のほか、キング・ビダー監督のハリウッド版「戦争と平和(1956)」では、オードリー・ヘプバーンがヒロインのナターシャを演じた。
今回のBBC版の脚色にあたるのは、「ブリジット・ジョーンズの日記」の脚本家アンドリュー・デイビス。デイビスは、ジェーン・オースティンの古典「高慢と偏見」を同じくBBCがドラマ化したミニシリーズの脚本家でもある。コリン・ファースがミスター・ダーシーを演じた同シリーズは、数ある「高慢と偏見」の映像化作品のなかでもとりわけ人気が高い。
なお、BBCは72年にも「戦争と平和」をドラマ化しているが、その際にはアンソニー・ホプキンスがピエール・ベズーホフ役で主演した。
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