入江悠監督、初タッグとなる高梨臨の演技を絶賛
2013年2月19日 19:30

[映画.com ニュース] 円谷プロダクションとWOWOWが共同製作する「ネオ・ウルトラQ」の第7話特別試写会が2月19日、東京・赤坂のWOWOW本社で行われ、入江悠監督、出演の高梨臨がトークショーに出席した。
1966年に放送され、怪奇現象を通して環境破壊などさまざまな社会の闇に切り込んだ、ウルトラシリーズの第1弾「ウルトラQ」が、47年の時を経てセカンドシーズンとして誕生。入江監督のほか、石井岳龍監督、中井康友監督、田口清隆監督が演出を担当し、高梨のほか、田辺誠一や岩松了ら個性派キャストがそろう。
第7話「鉄の貝」は、日本中で大量発生した巨大な巻貝ガストロポットが、ある科学者の思惑によって不当に駆除されていく不条理を描く。入江監督は、「当時の『ウルトラQ』は不合理な世界をダイレクトに描き、それは今の日本の映画界を見渡してもなかなかない。夢はスティーブン・スピルバーグの『宇宙戦争』みたいなSF大作を撮ることなので、オリジナルのマインドは引き継ぎながらもハリウッドのパニック映画を意識した。各地で異変が起きるというオープニングは『インデペンデンス・デイ』を意識」とこだわりを語った。また、「貝が岩に見えてしまうので動物っぽさを出すのが難しかった。中に入って人が動かしているのだけど、女性が中に入ってくれたので繊細な動きが表現できた」と特撮ならではの裏話も明かした。
シリーズを通じてトラベルカルチャー誌のライター役を演じる高梨は、「歴史ある作品に携われるのはうれしいこと。父は『ウルトラQ』世代なので、自分のことのように喜んでくれた」とニッコリ。4人の気鋭監督たちとの仕事は、「不安もあったけど皆さんとても個性豊かなので、それぞれの監督の色に染まろうと思っていた。それぞれ違うことを求められると、ひとつの役に対して色々なアプローチを試せる。役者としても勉強になったし、貴重な体験」と達成感を味わっていた。怪獣との共演は、「スーパー戦隊をやっていたので怪獣には慣れていた。今回はかわいい怪獣がたくさんいて愛着がわくし、ガストロポットもタニシみたいでかわいい。怪獣に感情移入できたのは初めての体験」と満喫していた。
入江監督は、高梨との初コンビを「昔からキアロスタミが好きなので、『ライク・サムワン・イン・ラブ』に出ているじゃないですか。現場でいつ言おうか迷っていて、今初めて伝えた(笑)。お芝居に品があり、毅然としていて良い」と称賛。高梨も、「入江監督はすごい方だと聞いていたので楽しみだった。現場は長回しもあるしテイクを重ねる監督なので大変だったけど、自分の求めている画に集中される方で、できあがったものを見たらとても良かった」と満足げ。入江監督は、「4人の監督の中でも1番良い表情を引き出したいという監督としてのエゴがある。そういう意味で、第11話のアルゴス・デモクラシーは高梨臨の代表作になっているし、今後も残っていくと思う」と自信をのぞかせた。
「ネオ・ウルトラQ」は、WOWOWで放送中。
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