小西遼生、バレンタインのほろ苦い過去明かす「呪いの手紙がポストに」
2013年2月7日 22:00

[映画.com ニュース] 雨宮慶太監督が手がける人気特撮シリーズの劇場版第2作「牙狼 GARO 蒼哭ノ魔竜」の特別試写会が2月7日、都内の劇場で行われ、主演の小西遼生、声優として参加のお笑いコンビ「アメリカザリガニ」の柳原哲也と平井善之が舞台挨拶に立った。
魔界から出現する魔獣ホラーと死闘を繰り広げてきた魔戒騎士の冴島鋼牙(小西)は、大いなる力「ガジャリ」と契約し、次元のはざ間から出現する「嘆きの牙」を持ち返るため、「約束の地」に降り立つ。しかし、その瞬間に今まで戦いをともにしてきた牙狼剣、魔法衣、魔導輪を失ってしまう。
劇中コスチュームではなくスーツ姿で登場した小西は、「冴島鋼牙が来られなかったので代わりに来た。鋼牙の最後の戦いを皆さんに届けることができてうれしい」と挨拶。「アメリカザリガニ」の2人から黄金の花束を贈呈され、「7年間の重みを感じる」と感慨に浸っていた。
小西は代表シリーズの最終章を迎え、「今回はファンタジー色の強い作品。今までの『GARO』の世界観になかったものを、監督をはじめ皆で表現してきた。アクションもひとつの見どころだけど、キャラクター同士のヒューマンな心の通いあいにも感動できる。今まで一緒に作ってきたメンバーと初心に戻ったような気持ちでワンカットワンカット大事に撮った」と胸を張った。
松坂慶子演じる女王ジュダムに仕える、レンズのような眼球から空間に映像を投影できるエサルト役の声を担当した柳原は、「結構重要な役ですよ! 雨宮監督は僕の声を聞いて、ずっと『ベリーグッド!』と言っていた」と自画自賛。すると、雨宮監督の大ファンであるにも関わらずオファーが来なかった平井は「どこを役作りしたんですか? あなたいつもと一緒じゃないですか」と柳原を責め立て、嫉妬心をむき出しにしていた。
また、小西にはサプライズで“牙狼の似顔絵画力対決”を敢行。最も似顔絵の出来が悪かった小西が、罰ゲームとしてバレンタインデーの思い出を披露。「オタクヘアーで暗かったので、全然もてなかった。でも中学の時に家のポストにチョコが入っていて、手紙がなかったのでクラスの子に聞いてまわったら、そのことに怒った当事者が呪いの手紙をポストに入れてきた。それからはすれ違った時に蹴られたり、しゃべりかけても無視されたり……」とほろ苦い過去を明かし、会場の笑いを誘っていた。
「牙狼 GARO 蒼哭ノ魔竜」は、2月23日より公開。
(C)2012 雨宮慶太/東北新社
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