初監督作がオスカー作品&監督賞ノミネート!「ハッシュパピー」ビジュアル解禁
2013年2月5日 05:00
[映画.com ニュース] 第85回アカデミー賞4部門にノミネートされた「ハッシュパピー バスタブ島の少女」の最新ポスタービジュアルが公開された。花火が上がる夜空をバックに、大きな野獣と少女が向かい合う幻想的な仕上がりだ。
第28回サンダンス映画祭グランプリと最優秀撮影賞受賞、第65回カンヌ映画祭カメラドールほか3部門などを受賞している本作のメガホンをとったのは、本作が長編劇映画デビュー作の、当時29歳だった新人監督ベン・ザイトリン。アカデミー賞作品賞、監督賞含む4部門ノミネートという快挙を果たし、話題となっている。
映画監督でありアニメーター、作曲家でもあるザイトリンは、ニューヨーク市で民俗学者の両親のもとに育ち、これまで短編作品で多くの監督賞を受賞、映画専門誌でインディペンデント映画の新星の一人として紹介された。古くからの友人で、本作で共同脚本を担当したルーシー・アリバーの手掛けた舞台劇に着想を得て、物語の舞台となるニューオーリンズに移り住んで製作を進めた。南ルイジアナのさまざまなカルチャーをミックスさせたという“バスタブ島”を舞台とし、「物語の小さなヒーローには勇敢な気持ちとそして自分の愛する人に『さよなら』を言える勇気を持たせたかった」と語っている。
嵐によってすべてのものがさらわれていった世界の果てのバスタブ島で、6歳の少女ハッシュパピーの目線で、ファンタジックな世界と同時に厳しい現実を美しい映像で描き出す。演技未経験の少女クワベンジャネ・ウォレスが4000人参加のオーディションで主演に抜てきされた。
インディペンデント作品であるにもかかわらず、米国でもバラク・オバマ大統領、ビヨンセ、ジョディ・フォスターら多くの著名人のファンを獲得しており、アカデミー賞でウォレス(9歳)が主演女優賞で史上最年少ノミネートというニュースも話題を呼んだ。日本での完成披露試写会後は、「まるでジブリアニメを実写化したようだ」と絶賛する声が多く寄せられている。
「ハッシュパピー バスタブ島の少女」は4月20日全国公開。
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