橋本愛からのバレンタインチョコが落下して粉々に…
2013年2月3日 08:00

[映画.com ニュース] 映画「さよならドビュッシー」のヒット御礼舞台挨拶が2月2日、都内の劇場で行われ、主演の橋本愛をはじめ、清塚信也、相楽樹、利重剛監督が登壇。橋本、相楽の2人から清塚と監督へバレンタインのチョコレートがプレゼントされたが、大ハシャギの清塚がチョコを床に落として割ってしまうハプニングがあった。
中山七里による人気ミステリーシリーズを映画化。一緒に育ちながらも不慮の死を遂げたいとこの夢を背負いピアニストを目指す少女が、亡き祖父の遺産相続をめぐり謎めいた事件に巻き込まれていくさまを描く。
「クロエ」以来10年ぶりにメガホンをとった利重監督は、公開1週間でのヒット御礼舞台挨拶の実現に「幸せな1週間でした」と喜びの声。橋本、相楽とは俳優として映画やドラマで共演経験があり「大好きです」と満面の笑みを浮かべる。特に相楽とは親子を演じたとあって、「現場でも『お父さん』と言ってもらっていました」とうれしそうに明かした。
橋本と相楽は初共演となったが、初対面から不思議と仲良くなれたという。橋本が「似ているところが多くて、互いに干渉しないまま仲良くなっていました。積極的なコミュニケーションが苦手なところがあるので、一緒にいて楽でした」と言えば、相楽は「ケンカのシーンはアドリブなんですが、『何で私のぶどうゼリー食べたの?』とか言っていました(笑)。やり過ぎちゃってNGになったこともありましたね」と楽しそうに振り返った。
清塚は、橋本に「僕のことはどうでしたか? 好印象とかありましたか?」と問いかけたが、橋本は「初めてのときの印象がない(苦笑)」と申し訳なさそうに明かした。一方の清塚は、「『橋本愛です』と目も合わせてくれずに言うから怒っているのかと思い、話題を探そうとしたら“くまモン(熊本県のPRキャラクター)”を持っていたので『くまモン好き?』と聞いたら、また目も合わせず、やっつけの感じで『くまモン大好きです』って言われた」と詳細を暴露。橋本は「記憶がほとんどないです……」と語り、客席は笑いに包まれた。
バレンタインのチョコは、相楽が利重監督、橋本が清塚に手渡したが、利重監督は「娘からもらった気持ちです」とニンマリ。清塚は膝をついて受け取り、「言うだけでいいので手作りだって言って! 本命と受け止めてもよろしいですか?」と激しく迫ったが、橋本は首を振りつつ「丁重にお断りします」。それでも大喜びの清塚は、報道陣が撮影しやすいようにチョコを掲げてみせたが、ここでチョコが落下。清塚は慌てて拾い集めていたが、「こういう星の下に生まれたんですね」とがっくり肩を落としていた。
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