ロサンゼルスのエンタメ業界、雇用が3.7%アップ
2013年2月2日 21:15
[映画.com ニュース] 米ロサンゼルスの娯楽産業での雇用が、2012年は4%近くアップしたと、ロサンゼルス・タイムズ紙が報じた。
長編映画の製作本数増加とCM撮影の急増で、前年比3.7%のアップ。07年のサブプライム問題に端を発した、不況以前の雇用状況に戻りつつある。
Los Angeles County Economic Development Corp.の首席エコノミスト、ロバート・クレインヘンツ氏は、このニュースを歓迎しつつも「過去10年間のピーク時と比較して、まだ低い」と指摘。特に、1時間のテレビドラマの制作が、ニューヨーク州など税優遇措置を積極的に実施する州に流出しているためで、テレビを含むラジオ、ケーブル放送の分野における雇用は前年比1.6%ダウンしている。