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石和温泉の老舗劇場で高橋伴明・惠子夫妻が「カミハテ商店」トーク

2013年2月2日 18:45

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昭和の香りを残す劇場でトークイベントを 行った高橋伴明監督と高橋惠子
昭和の香りを残す劇場でトークイベントを 行った高橋伴明監督と高橋惠子

[映画.com ニュース] 山梨県で映画と文学をテーマにした映画賞「山梨文学シネマアワード 2013」でマスタークラス・アワードを受賞した高橋伴明監督と高橋惠子が2月1日、山梨県笛吹市のテアトル石和で上映された「カミハテ商店」(山本起也監督)のトークイベントに出席した。

高橋惠子が23年ぶりの主演を務めた本作は、伴明監督が教鞭をとる京都造形芸術大学の学生とプロのスタッフ・キャストがタッグを組む北白川派映画運動の第3弾作品で、山陰の小さな港町・上終(カミハテ)を舞台に、自殺の名所となった崖近くで商店を営む主人公の目を通し、現代の死生観を問いかける人間ドラマ。

6月にチェコで開催された第47回カルロビ・バリ国際映画祭のメインコンペティション部門に招待されており、高橋惠子は「私は映画で(女優のキャリアを)スタートしましたが、もう一度映画をしっかりやりたいと思わせていただいた作品。子育ても終わって、仕事のしどきがまた来た。女優として高橋惠子ならではのものをやっていきたい」と本作への深い思い入れを語る。

本作では製作主任を務め、裏方に徹した伴明監督は「ときどき監督を説教してしまうので反省しています(笑)。でもぶつかりあえるのがいいんです」と学生との映画製作を振り返り、「若い人たちと我々との間にある世代の壁を破って、近づいていく努力をしなければ。それが社会全体の活性化にもつながるのでは」と持論を述べた。

1969年に創業したテアトル石和は、40年以上にわたり地元の人々に愛されて続けてきた、昭和の香りを残す劇場。この日3回の上映で、高橋夫妻はトークショー2回と舞台挨拶1回を行った。地元発の映画イベントということで、ほぼ満席となった客席からは本作の感想や役柄についての質問が数多く寄せられた。

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