北川景子&錦戸亮、氷点下の網走で“熱々”ラブストーリー
2013年2月1日 05:00

[映画.com ニュース] 女優の北川景子と俳優の錦戸亮が、塩田明彦監督の最新作「抱きしめたい」に主演し、初共演を果たすことがわかった。ふたりは、冬には気温が氷点下20度にまで下がる北海道・網走を舞台に、実在する男女の奇跡のラブストーリーをつむぐ。
初共演となるフレッシュな組み合わせが、雄大な北海道の大自然のもと、一生懸命に生きることの素晴らしさをテーマにしたハートフルラブストーリーに挑む。北川が演じるのは、若くして交通事故に遭い後遺症と記憶障害を抱えながらも、人生をエネルギッシュに楽しもうと車椅子での生活をおくるつかさ。錦戸扮する、バスケットボールが趣味のごく普通のタクシードライバー・雅己と恋に落ち、さまざまな困難に右往左往しながらも結婚して幸せな家庭を作ろうと奮闘する姿を描く。
北川は、実在するつかささんを「自分が置かれた状況も含め、人生を最大限に楽しんで生きていらして、すごく魅力的な方だと思いました」と話す。だからこそ、「自分がしっかりと演じなくてはならないというプレッシャーはありますが、その反面、役者としてはすごく楽しみです」と意欲満々。錦戸が演じる雅己というキャラクターについても、「女性から見て理想的な男性だと思います。その雅己さんを錦戸さんが演じられることで、さらに魅力的なキャラクターになると思います。錦戸さんとは同じ関西出身なので、今後楽しく撮影が進められればと思います」とコメントを寄せた。
実話だと認識したうえで脚本を読んだという錦戸は、「ふたりの純粋な愛のカタチが描かれていて、雅己というキャラクターはすごく頑固で自分の決めたことを貫き通す、強い情熱をもった人物だと思いました」と自らの役どころを分析。それでも、「実際の雅己さんは情熱を内に秘めるタイプらしいので、自分自身、現場でどのように芝居で表現しようかと、とても楽しみです」と2月中旬からの撮影を心待ちにしている様子だ。
興行収入34億5000万円を記録した「どろろ」以来のメガホンとなる塩田監督は、主演のふたりを「これまでのご出演作品を拝見する限り、私は北川さんにも錦戸さんにも自分に正直に生きる誠実さを感じています」と評す。クランクインを予定している2月中旬の網走は、“極寒”の地。「マイナス20度の世界には入ったことがないので、セリフがうまく言えなかったりしないかなと少し心配」だという北川だが、「つかささんという魅力的な人がいたということをしっかりと証にできるように、また、つかささんと同じような境遇にあわれている方にも勇気を与えられる作品になるように頑張ります」と静かな闘志を燃やしている。
撮影は、関東近郊ロケを経て、3月末にクランクアップを予定している。
「抱きしめたい」は、2014年に全国で公開。
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