巨匠ミヒャエル・ハネケ監督、自身のパロディツイッターに言及
2013年1月21日 11:50

[映画.com ニュース] 2度のカンヌ映画祭パルムドールに輝くオーストリアの巨匠、ミヒャエル・ハネケ監督を名乗るTwitterのパロディアカウントが話題を呼んでいる。
11月頃から始まった英語による同アカウント(@Michael_Haneke)は、およそ本物のハネケ監督からはかけ離れたキャラクター。ネコや「セックス・アンド・ザ・シティ」が大好きで、頻繁にパーティに出かけてセレブと遊び、ネットスラングを多用し、文末は必ず「lol(爆笑)」で締めくくる。
プロフィールに「パロディ」の記載もあり、誰も本物だとは思っていないだろうが、実際に有名人のアカウントとの交流もあり、エレン・ペイジは自分のお気に入りアカウントとしてツイートしている。
そんななか、米ロサンゼルス・タイムズ紙によれば、1月13日のゴールデン・グローブ賞授賞式出席のために訪米したハネケ監督(「愛、アムール」が外国語映画賞を受賞)に、このパロディアカウントの件で直撃した強者がいた。70歳のハネケ監督は、「(ベネチア映画アカデミーの)学生から、変なツイッターがあるとは聞いている。だが、その種のものには興味はないよ。自分の領域ではない」と切り捨てたという。
ハネケ監督の最新作「愛、アムール」は、カンヌのパルムドールほか各賞を制覇し、第85回アカデミー賞の作品賞と外国語映画賞にもダブルノミネートされている。3月9日から日本公開。
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