内山理名、大原麗子さん役に!波乱万丈の人生に挑む
2013年1月16日 07:00

[映画.com ニュース] 女優の内山理名が、2009年8月に死去した女優・大原麗子さんの生涯をドラマ化する「女優 麗子 炎のように(仮)」に主演し、大原さんがドラマデビューした18歳から62歳で亡くなるまでを演じることがわかった。今作は、大原さんが結婚・離婚した2人の大スターをはじめ、現在も活躍中の人物が実名で登場する異例のドラマ。大原さんの実弟・大原政光氏監修のもと、孤独と戦い続けた知られざる姿を描く。
今作は、芸能ジャーナリスト・前田忠明氏の「大原麗子・炎のように」(青志社刊)が原作。大原さん役の内山は、「女優さんを演じるのは初めてだし、ファンの方がいらっしゃると思うと、とても緊張します。でも、私自身、すごく勉強になると思うし、これから女優をやっていくうえですごくいい経験になると思います」と意欲をみなぎらせている。
大原さんとの面識はなく、「亡くなった時のニュースは強烈な印象として残っていますが、活躍されている時のことはあまり知りません」と明かす。それでも、「麗子さんのイメージをまだ持っている人がたくさんいらっしゃるので、比べられちゃうこともあるだろうし、プレッシャーに押しつぶされそうですが、麗子さんになることはできないので、一緒にお仕事をされてきたというプロデューサーさんからどういう方だったかをいろいろ聞き、そこから組み立てていって、麗子さんと同じ気持ちになって伝え方が同じになるように、麗子さんになりきって堂々と演じたい」と撮影を心待ちにしている。
撮影を前に、大原さんの墓前にも報告に出向き「麗子さんが見たら自分はこうじゃない、と怒られちゃうこともあるかもしれないけど、でも自分はそれでも頑張ります、麗子さんに恥じないように、できる限りのことはやらせていただきますと誓ってきました」と語る。
実弟の大原氏は、「自らに厳しく納得できる演技を追求して、仕事に打ち込んできた激動の生涯をドラマ化することは、姉の遺言ともいえる希望でした。それがやっと果たせることで、姉も心残りなく成仏できるでしょう。ただ、姉のドラマの完成を楽しみにしていた母が、姉の命日の1週間前に老衰のため逝ってしまったことが、残念で仕方ありません」とコメントを寄せた。
「女優 麗子 炎のように(仮)」は1月下旬にクランクインし、3月にゴールデンタイム2時間超の枠で放送される。
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