高倉健さん唯一の地上波連ドラ主演作「あにき」デジタルリマスター版の放送が決定！

2021年11月1日 10:00

日本を代表する映画スター・高倉健さんにとって唯一の地上波連続テレビドラマ主演作となった1977年放送の「あにき」のデジタルリマスター版（全13話）が、日本映画放送が運営する日本映画専門チャンネルで放送されることが決まった。健さんの命日である11月10日から、毎週水曜に1話ずつ放送する。

倉本聰が脚本を手がけた「あにき」は、下町情緒漂う東京・人形町を舞台に、妹思いの主人公と彼を慕う人々の交流を描く人情ドラマ。健さんは、義理と人情の板挟みに悩む“とび職”の組頭・栄次に扮しているほか、故大原麗子さんが妹・かいを演じている。さらに秋吉久美子、故田中邦衛さん、倍賞千恵子らが脇を固めている。健さん生誕90年を迎えた節目に、銀幕スターの心意気を鮮明な映像で楽しむことができる、またとない機会となりそうだ。

さらに、今年3月24日に発売されたCD「風に訊け -映画俳優・高倉健歌の世界-」が大きな注目を浴びたことで、「健さんの存在感のあるボーカルをもっと繊細に感じたい」というファンの熱い声に応える形で、「風に訊け -映画俳優・高倉健歌の世界-」のアナログレコード化が決まった。CDから選りすぐった9曲に加え、CD未収録の「対馬酒唄（ギターバージョンインスト）」を含む全10曲入りで11月10日に発売される。

同チャンネルでは、アナログレコード制作の裏側に迫るオリジナルドキュメンタリー番組「健さんに逢いたい～映画俳優・高倉健　歌の世界～」を放送する。また、高倉プロモーション特別協力のもと、アナログレコード盤を軸に限定グッズを封入した「高倉健 TIMELESS VOICE～時を超えた声のたより～」プレミアムボックスの制作・発売も発表された。

「あにき」デジタルリマスター版（全13話）は11月10日以降、毎週水曜日の午後5時から1話ずつ放送。「高倉健 TIMELESS VOICE～時を超えた声のたより～」プレミアムボックスには、アナログレコードのほか健さんのサイン入りロイヤルコペンハーゲンのマグカップ、オリジナルステッカー、しおり、小田貴月著「高倉健、その愛。」などがセットになっている。価格は、4万2900円（税込／送料・代金引換手数料含む）。11月10日午前10時から、特設サイト（https://www.nihon-eiga.com/takakuraken-timelessvoice/）で申し込むことができる。