竹内結子「今夜は寝かさない」 イチゴの夜にストロベリー“オール”ナイト
2013年1月16日 14:00
[映画.com ニュース] 女優の竹内結子が1月15日、主演作「ストロベリーナイト」の公開を記念し、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで開催された「ストロベリー“オール”ナイト」イベントに出席した。竹内が同名SPドラマ、連続ドラマに引き続き、主人公の女刑事・姫川玲子を体当たりで熱演した本作。イベントには竹内をはじめ、西島秀俊、小出恵介、宇梶剛士、丸山隆平、高嶋政宏ら“姫川班”が勢ぞろいし、「今夜は寝かさないわよ」(竹内)と当選倍率25倍を勝ち抜いたファン350人を沸かせた。
原作は姫川を主人公にすえた誉田哲也氏の人気ミステリーシリーズ。今回の映画化ではシリーズ史上最も切ない結末で、読者の評価が高い「インビジブルレイン」を原作に、ノンキャリアで成り上がった警視庁捜査一課の女性刑事・姫川と指定暴力団幹部・牧田勲(大沢たかお)との禁断愛が描かれる。本作をもってシリーズ完結となる予定で、竹内は「ドラマから3年近く培ったものが映画になり、いろんな思いがこみあげてくる」と感無量の面持ちだ。
この日のイベントは題名にちなみ、15(イチゴ)日の午後11時からスタート。姫川班“最後の事件”を描いた映画本編に加えて、その後日談を5本の短編で描くSPドラマ「ストロベリーナイト アフター・ザ・インビジブルレイン」、映画公開週に4夜連続で放送される「ストロベリーミッドナイト」を一挙上映した。
久しぶりに顔を合わせたという姫川班の面々は「申し訳ないですが、つらい目にあえばあうほど、姫川は魅力的に見える」(西島)、「犯人と戦っている姿が格好いい」(小出)、「竹内さんのあまりの格好良さに吸い込まれ、周りがNGを出してしまう」(宇梶)、「背中で語る魅力がある」(丸山)、「まなざしの力と、部下を鼓舞する声色が格好いい」(高嶋)と“班長”に改めてほれぼれした様子。当の竹内は「やってきて良かったな」と満面の笑みを浮かべていた。
「ストロベリーナイト」は1月26日から全国で公開。