「スネーク・フライト」デビッド・R・エリス監督が急死 南アフリカで撮影中に
2013年1月10日 11:00
[映画.com ニュース] 「スネーク・フライト」「ファイナル・デッドサーキット 3D」で知られるデビッド・R・エリス監督が1月7日、滞在中の南アフリカ、ヨハネスブルグのホテルの部屋で遺体で発見された。60歳だった。死因は現時点では不明だが、地元警察によれば、犯罪の疑いはないという。
米ニューヨークデイリー紙によれば、エリス監督の遺体は7日の午後1時頃(現地時間)にホテルスタッフによって発見された。最後に目撃されたのは2日前の5日、友人がレストランにいるところを見かけたという。エリス監督は、日本の梅津泰臣のアダルトアニメ「A KITE(英題:Kite)」の実写映画版の撮影でヨハネスブルグに滞在中だった。
米カリフォルニア州出身のエリス監督は、俳優、スタントマンとしてそのキャリアをスタートさせ、1996年の「奇跡の旅2 サンフランシスコの大冒険」で監督デビュー。「A KITE」への出演が決定していたサミュエル・L・ジャクソンと組んだ「スネーク・フライト」はカルト的な人気を博している。