米ワーナーとMGM、ソーシャルゲーム会社Kabamに投資
2012年12月25日 17:30

[映画.com ニュース] 米ワーナー・ブラザースとMGMが、ソーシャルゲーム会社Kabamに投資を行ったと、ロサンゼルス・タイムズ紙が報じた。
ハリウッドの映画スタジオがソーシャルゲーム会社にアプローチをするのは、2010年にウォルト・ディズニーがPlaydomを5億6300万ドルで買収して以来。Kabamは、Facebookやスマートフォン、タブレット向けにハードコアなユーザーを対象にしたゲームを開発しており、「Kingdoms of Camelot」や「Dragons of Atlantis」といったオリジナルゲームを皮切りに、最近では「The Godfather: Five Families」など映画を下敷きにしたゲームを発表している。
今年、ワーナーとMGMが共同製作する「ホビット」3部作のソーシャルゲーム2作を制作する契約をKabamと締結している。第1弾となる「The Hobbit: Kingdoms of Middle-Earth」は「ホビット 思いがけない冒険」の世界公開前となる11月にリリース。第2弾「The Hobbit: Armies of the Third Age」は、13年上半期にリリースされる予定だ。
いずれもKabamが制作しているが、ワーナーが宣伝・配信を行っている。ワーナーとMGMの投資額は明かされていないが、デジタル配信やテレビゲームを統括するワーナー・ホーム・エンタテインメント・グループのケビン・ツジハラ代表と、MGMのゲイリー・バーバー最高経営責任者が同社の取締役会に加わるという。
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