工藤夕貴が沖縄県副知事を表敬訪問 モントリオール2冠「カラカラ」をPR
2012年12月17日 19:00

[映画.com ニュース] 第36回モントリオール世界映画祭で2冠を獲得した日本・カナダ共同製作映画「カラカラ」に出演した女優の工藤夕貴が12月14日、クロード・ガニオン監督とともに上原良幸沖縄県副知事を表敬訪問した。
第36回モントリオール世界映画祭ワールド・コンペティション部門で世界に開かれた視点賞・観客賞をダブル受賞した「カラカラ」は、人生の岐路に立ち、沖縄を旅するカナダ人男性ピエール(ガブリエル・アルカン)と夫の転勤で沖縄に住むことになった主婦・純子(工藤)が共に旅をし、自らの生き方を見つめ直すロードムービー。
工藤は「撮影から1年ぶりの沖縄です。沖縄にくると元気がもらえます。島のパワーが、観客のみなさまに届いた結果がモントリオール世界映画祭でのダブル受賞だと思います。ご覧になった方々が喜んでいただけるのがうれしかったですし、監督や仲間たちと参加した受賞式で一緒に喜びあえて本当によかったです」とオール沖縄ロケでの撮影と映画祭での手ごたえを述懐した。
ガニオン監督は、「自分が好きな沖縄を描きたかった。そして自分の好きな人たちを描きたかった。日本人でもない、うちなーんちゅ(沖縄人)でもない私ですから、物語の出発点は自分の中(外国人の視点)からスタートしています。モントリオール、ハワイ、ロンドン、パリと上映されましたが、どの国、地域でも観客が楽しみ、この映画は受け入れられたと感じました。映画館でたくさんの人にみてほしいです」と作品をアピールした。
2人のコメントを受けて上原副知事は、「ガニオン監督のように、外から来た人は沖縄が宝の山にみえる。私たちは灯台下暗しで、その宝に気づかない部分もある。映画を通して、沖縄以外の人とも交流を深めましょう」と激励し「沖縄からどんどん映画を発信してください」とエールを送った。
「カラカラ」は2013年1月19日公開。
(C)2012 KARAKARA PARTNERS & ZUNO FILMS
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