米連邦裁判所、「ホビット」パクリ映画の発売を差し止め
2012年12月15日 20:20
[映画.com ニュース] 「ホビット 思いがけない冒険」の全米公開にあわせて発売が予定されていた“パクリ”映画に、仮差し止め命令が下ったと、ロサンゼルス・タイムズ紙が報じた。
問題となっているのは「エイジ・オブ・ザ・ホビット」という名の低予算映画。同作を製作したグローバル・アサイラム社は、“モックバスター”と呼ばれる有名映画に似せた安価な類似映画を専門としている。
「ホビット 思いがけない冒険」の全米公開に合わせ、同社がパクリ映画をリリースする計画であることを知ったワーナー・ブラザースは、8月31日に警告状を送付。その後、グローバル・アサイラム社はポスターのデザイン変更を行ったが、タイトルから「ホビット」という名を削除することを拒否したため、ワーナーは訴訟に踏み切った。
ロサンゼルス連邦裁判所の判事は、タイトルが「ホビット 思いがけない冒険」や「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズを連想させるため、混乱を引き起こす可能性があるとして、同社に仮差し止め命令を下した。来年1月28日に行われる審理で、最終決定が下されることになるという。
ちなみに、「エイジ・オブ・ザ・ホビット」の製作費は50万ドル、ピーター・ジャクソン監督による「ホビット」3部作の製作費は5億ドル近くとみられている。
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