ステイシー・ペラルタが新作ドキュメンタリー「ボーンズ・ブリゲード」を語る
2012年11月30日 16:00

[映画.com ニュース]1970年代のスケートボード界に一大ムーブメントを巻き起こしたチーム「Z-BOYS」のメンバーだったステイシー・ペラルタが、2001年のヒット作「DOGTOWN&Z-BOYS」に続いて撮りあげた自伝的ドキュメンタリー「ボーンズ・ブリゲード」が12月1日公開される。本作の製作過程をペラルタが語った。
本作では、スケートボード界の歴史的背景の説明も含め、Z-BOYS解散後にペラルタらが結成した伝説的チーム「ボーンズ・ブリゲード」に焦点を当て、主要メンバーへのインタビューや貴重なアーカイブ映像を交えながら、その真実に迫る。
10年ほど前にメンバーから、ボーンズ・ブリゲードのドキュメンタリーの可能性を問われていたが、当時はリスクが高すぎると感じていたという。本作誕生のきっかけをこう語る。「去年、ランスからの電話で言われた一言が僕の心を動かした。“『DOGTOWN&Z-BOYS』を撮った当時のステイシーやトニー・アルバの年齢よりも、僕らは年をくってしまったよ”。その一言で僕は、時は熟したと感じたんだ」。

本作製作が決まり、1978年に設立した「パウエル・ペラルタ」の数千点の写真や過去に撮影した何時間にも及ぶ大量のスケート・ビデオに目を通した。「80年代前半の古い映像の中でも特にロドニー・ミューレンとトニー・アルバがやっていたことにショックを受けたよ」という。「あの2人はあまりにも時代を先取りしていて、まさに次世代につながるレールを敷いていたんだよ。一つや二つのトリックじゃなく、膨大な量の新技を発明していたんだ。ふたりはスケートボードの辞書を全く書き変えてしまった」と当時を感慨深げに振り返る。
最後に、世界のボーンズ・ブリゲードのファンはこの作品をどう思うだろうかと尋ねると、「映画の中の6人が語っている内容が、他のスケーター、スポーツ選手、アーティスト達がみな感じている何かを初めて代弁していることを期待する。ノンスケーターからも、同じ理由でこの映画に共感できるという感想が寄せられているんだ。この映画は障害を乗り越えることについて語っている。この映画の目的にスケートボーダーのみならず、世間一般にも共感できる内容にすることだったんだ」と力を込めた。
「ボーンズ・ブリゲード」は、12月1日渋谷シネマライズで公開。
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