「火垂るの墓」英映画会社が海外初の実写映画化 再来年クランクインか
2012年11月27日 09:00

[映画.com ニュース] スタジオジブリのアニメ映画で知られる、作家・野坂昭如氏の名作「火垂るの墓」が、イギリスの映画会社“Dresden Pictures”によって実写映画化されると、Screen Dailyが報じた。
ショートムービー「Breathe」やミュージックビデオを手がけてきたリアム・ガルボ、ジェームズ・ヒースが共同で製作を手がけ、2014年から撮影が開始される見通しだ。今作が海外で実写化されるのは、今回が初めてとなる。
原作は、野坂氏が自らの体験をもとに執筆した半自伝的小説。67年に発表され、第58回直木賞を受賞した。終戦前後の兵庫・神戸を舞台に、親を亡くした幼い兄妹が寄り添い合いながら生きようとする姿と過酷な現実を描く。
日本国内では終戦60周年を迎えた05年に、日本テレビが松嶋菜々子出演でスペシャルドラマとして初実写化。08年には、浅野忠信主演作「誰がために」の日向寺太郎監督がメガホンをとり、「火垂るの墓」として実写映画化した。
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