マーク・ウォールバーグ「ザ・ファイター」に着想得たリアリティ番組を制作
2012年11月20日 22:00
[映画.com ニュース] マーク・ウォールバーグが、製作・主演を務めた「ザ・ファイター」(デビッド・O・ラッセル監督)にインスパイアされたリアリティ番組をプロデュースすることが分かった。
「ザ・ファイター」は実在のボクサー兄弟、ミッキー・ウォードと異父兄ディッキー・エクランドに焦点を当てた実録ドラマ。1980年代の米マサチューセッツ州ローウェルで、麻薬に手を染め転落したかつての名ボクサー、ディッキーのサポートのもと、ミッキー(ウォールバーグ)がボクシング界で頭角を現していく姿を描き、ディッキー役を演じたクリスチャン・ベールがアカデミー賞助演男優賞、兄弟の母を演じたメリッサ・レオが助演女優賞を獲得した。
米Deadlineによれば、ウォールバーグが制作総指揮を務めるリアリティ番組は、「ザ・ファイター」でディッキー&ミッキー同様に注目を集めた彼らの姉妹たち、ブリーチしたブロンドヘアとすぐに手が出る血の気の多さで強烈な存在感を放った女性たちにヒントを得たそうだ。
新番組は1話30分で、タイトルは未定。マサチューセッツ州ボストンで暮らす4人の女性が、日々の生活で家族や仕事の悩みに直面しながらも、タフにたくましく生き抜く様子を追いかけるという。米ケーブルテレビ局A&Eネットワークから、パイロット版のゴーサインが出ており、間もなく撮影がスタートする。