世界を席巻「007 スカイフォール」日本でお披露目、23代目ボンドガールが初来日
2012年11月19日 20:30

[映画.com ニュース] 世界中で大ヒットを記録しているシリーズ最新作「007 スカイフォール」が11月19日、都内で行われたジャパンプレミアで日本のファンにお披露目された。本作でボンドガールに大抜てきされた仏女優ベレニス・マーロウが初来日し、プレミアに華を添えたほか、007の“故郷”でもあるロンドンで今夏開催されたロンドンオリンピックで、3大会連続の金メダルを獲得した女子レスリング・吉田沙保里選手が駆けつけ、ボンドガール顔負けのゴージャスな衣装で会場を沸かせた。
スイス高級時計メーカー・オメガのミューズとしても注目を集めるマーロウは、パレオ風のエレガントなドレスで登場し「皆さん、こんにちは」と日本語で挨拶。「もちろん大変な思いもしましたが、とても素晴らしい経験。優れた才能と美しい心をもった人たちと手を組んで、作品を完成させることができて光栄です」と満面の笑みを浮かべた。ステージ上では、歴代ボンドガールの衣装に身を包んだモデルによるファッションショーも行われ、「こっちがエバ・グリーンで、そちらはハル・ベリーね。皆さん、とても美しいわ」とうっとりした表情を見せていた。
一方、真紅のドレスに身を包んだ吉田は「ボンドガールの仲間入りができるように頑張りました」。誕生日の10月5日は、シリーズの1作目「007 ドクター・ノオ」が公開された“ジェームズ・ボンドの日”に定められており、「国を愛し続けて戦う姿はとても素晴らしい。それにセクシーで、格好いい」とボンドにメロメロだった。
生誕50周年を迎えた007シリーズ23作目となる最新作。犯罪組織に潜入するNATO工作員リストの奪回に奔走するボンドの前に、上司Mに恨みを抱く元MI6工作員シルバが立ち塞がる。「007 カジノ・ロワイヤル(2006)」、「007 慰めの報酬」(08)に続き、ダニエル・クレイグがジェームズ・ボンドに扮した。メガホンをとるのはサム・メンデス監督で、アカデミー賞受賞経験者が起用されるのはシリーズ初。全米ではオープニング興収約8800万ドルを叩きだし、シリーズ新記録で首位デビューを果たし、早くもシリーズ初となるアカデミー賞作品賞ノミネートの声もあがっている。
「007 スカイフォール」は12月1日から全国で公開。
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