伊藤英明「悪の教典」にローマが興奮!国内は興収20億視野の滑り出し
2012年11月11日 05:00

[映画.com ニュース] 俳優の伊藤英明が11月9日(現地時間)、主演最新作「悪の教典」を引っさげイタリアで行われている第7回ローマ国際映画祭に出席。コンペティション部門のオープニング上映に際し、生徒役の水野絵梨奈、メガホンをとった三池崇史監督とともに会見した。メイン会場であるシノポリホールには約1000人のファンが駆けつけ、上映後には約4分半におよぶスタンディングオベーション。同映画祭は17日(日本時間18日)に授賞式が行われるが、いかなる賞であっても受賞すれば日本初の快挙となる。
伊藤は、「サイコキラーを演じることは本当に難しかったですが、監督に助けてもらいながら蓮実というキャラクターをつくる作業は楽しくもありました」と述懐。同映画祭の雰囲気を堪能したようで、「言葉も文化も違う国の映画なのに、みんなが楽しんでくれて自分もうれしいです」と喜んだ。
海外映画祭の常連でもある三池監督は、「(技術の進歩により)この1~2年、自分がやっていて本当に楽しいと思えることが出来るようになり、映画の世界に生きている喜びを感じられるようになりました。本当に心のこもった拍手をいただくことができたので、ローマに来て良かったなと思います」と手ごたえをつかんでいる様子だった。
今作は、貴志祐介氏のベストセラー小説を映画化。生徒から慕われ、学校やPTAからも評価される高校教師・蓮実がいじめ、モンスターペアレンツ、セクハラ、淫行など問題だらけの学校で、自らの目的を果たすため、躊躇(ちゅうちょ)なく殺人を繰り返す姿を描くバイオレンスサスペンス。
日本国内では10日、全国309スクリーンで封切り。R-15指定を受けながらも、20~30代の男女を中心に幅広い層のファンを動員。興行収入38.5億円を記録した中島哲也監督作「告白」対比で96%の滑り出しで、興収20億円を視野に入れた大ヒットスタートとなった。
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