鈴木保奈美が遺伝子学の権威に　生瀬勝久＆杏＆水原希子と「プラチナデータ」出演

［映画.com ニュース］　「嵐」の二宮和也と豊川悦司の共演で、東野圭吾氏の人気小説を映画化した「プラチナデータ」の新キャストが発表され、鈴木保奈美、生瀬勝久、杏、水原希子が出演していることがわかった。

舞台は、政府によって秘密裏に収集されたDNAデータ「プラチナデータ」をもとに、犯罪捜査が行われている2017年。DNA捜査の専門家として警察庁の特殊捜査機関に所属する科学者が、身に覚えのない殺人の罪を着せられ、逃亡劇を繰り広げることになる。

NHK大河ドラマ「龍馬伝」や「るろうに剣心」の大友啓史監督がメガホンをとり、人気ドラマ「絶対零度」シリーズの浜田秀哉が脚本を担当。二宮が自信家の天才科学者・神楽龍平、豊川が昔ながらの捜査にこだわる浅間刑事を演じる。

鈴木は、「DNAと愛」という今作のテーマに即し、男性から女性に設定を変更し遺伝子学の権威・水上教授役に挑んだ。生瀬は特殊解析研究所の志賀孝志所長役、杏は研究所解析員の白鳥里沙役、水原は天才数学者の蓼科早樹役に扮している。

澁澤プロデューサーは「主人公を追い込むストーリー上、特別な魅力と並外れた存在感を持ったキャラクターで固めたい」という思いから、さまざまな業界で活躍する4人を起用。「映画、ドラマ、舞台、モデルそれぞれの世界でトップ、そして役者として主演級という、普通では考えられない実にスペシャルなキャスティングになりました」と自信をのぞかせている。

「プラチナデータ」は、2013年3月16日から全国で公開。