伊藤英明が新聞の見出しを予告？「伊藤英明、ゲップする」

賛否両論を巻き起こした作家・貴志祐介氏の同名小説を映画化。生まれながらのサイコパス（反社会性人格障害）である高校教師・蓮実聖司（伊藤）が、自らの目的のために次々と生徒たちを惨殺していく姿を描く。共演に二階堂ふみ、染谷将太、林遣都、山田孝之ら若手実力派がそろった。

ほろ酔い気味で登場した伊藤は、「衣装が用意されていてジャケットを着ていたんだけど、このまま帰れるように私服に着替えちゃった」とリラックスムード。さらにゲップを連発し、「どうせ明日の新聞の見出しは『伊藤英明、ゲップする』とか『酔って悪ふざけ』とかでしょ？　今日は格好つけずにみんなと時間を共有している感じで、恥ずかしかったけどゲップしてみたんだよ！」と開き直り、会場の笑いを誘っていた。

三池監督に酒グセの悪さを指摘された伊藤は、「『スキヤキ・ウエスタン　ジャンゴ』でベネチア映画祭に行った時、ずっと酒を飲みながら取材を受けていたら、レッドカーペットを走って5往復する結果となった。桃井かおりさんにも怒られたし、おやじもおかんも一緒に連れて行ったけど恥ずかしそうにしていた」と裏話を暴露。三池監督は、「『大丈夫かよ、こいつら？』って感じだけど、映画を見れば本物の役者だと分かってもらえる。主演って映画を1本背負っているからプレッシャーを感じるし、シャイだから公開までテンション上げていかないとなんだよな」とフォローしていた。そんな伊藤は、「みんなかわいいよ！」と女性客にリップサービスしながら、ファンのサイン攻めにも気さくに応じていた。

ダルビッシュ有の実弟であるKENTAは、オーディション時に三池監督に減量を命じられ「ちょうど兄貴の開幕戦があってテキサスに行っていた。そしたら俺も一緒にやるからって一緒にダイエットを始めて、5日で5キロやせた」と明かし、観客を驚かせていた。

「悪の教典」は11月10日から全国で公開。