「スノーホワイト」監督、次回作は宇宙版“ボニー&クライド”
2012年10月22日 11:50
[映画.com ニュース] 「スノーホワイト」のルパート・サンダース監督が、米ソニー・ピクチャーズ&ニュー・リージェンシーの新作「ジュリエット(The Juliet)」のメガホンをとることが分かった。
米SF作家アルフレッド・ベスターの1954年の短編小説「ごきげん目盛り」を映画化するもの。Comingsoon.netによれば、プロデューサーのフランク・ベッダーが数年前から温めてきた企画で、宇宙を舞台にした“ボニー&クライド(30年代に実在した銀行強盗カップル)”のような男女2人の逃亡劇だという。ただし今回の場合、ボニーは秘密を抱えたユニークなキャラクターで、作品のトーンは映画“ジェイソン・ボーン”シリーズに近いそうだ。脚本は「背徳の囁き」のヘンリー・ビーンが執筆した。撮影は来春スタートする予定だ。
なお、サンダース監督は先日、米ユニバーサル・ピクチャーズとリメイク版「ヴァン・ヘルシング」のメガホンをとる方向で交渉中と伝えられたが、こちらの去就はまだ明らかになっていない。