「JAPAN IN A DAY」ワールドプレミアにリドリー・スコットからメッセージ!
2012年10月20日 16:22

[映画.com ニュース] 第25回東京国際映画祭の特別オープニング作品で、リドリー・スコットが総指揮を手がけた「JAPAN IN A DAY ジャパン イン ア デイ」のワールドプレミア上映が10月20日、会場となるTOHOシネマズ六本木ヒルズで行われ、フィリップ・マーティン監督、成田学監督、早川敬之プロデューサー、本作のために映像を投稿し、共同監督に名を連ねる小泉徳宏、相川泰治、関根郁子らが舞台挨拶に登壇した。
東日本大震災のちょうど1年後となる2012年3月11日に撮影された映像を募集。投稿された動画を選びぬき、あの日から1年後の人々の日常を映し出す1本の作品に紡ぎ上げた。
寄せられた映像は世界12カ国から8000本、計300時間に及んだ。マーティン監督は、「何よりその数の多さに圧倒された」と振り返る。マーティン監督とともに映像の選定をし、1本の作品として編集にあたった成田監督は「素材をなるべく大切にしよう。みなさんの思いをなるべく損なわずに1本の映画にできればと思った」と語る。
小泉は「タイヨウのうた」など長編映画の監督として知られるが、本作では自身の子どもの入浴風景などを投稿。「日常をさらけ出すつもりで撮りました。僕にとっての日常は1月に生まれた子どもです。一個人として素敵な体験ができました」と笑顔を見せた。
福島在住の関根による映像も自身の子どもたちの姿が描き出されるが「震災のとき、娘は幼稚園の年長でしたが、震災の影響で外で遊べず、運動会も外でできず、子どもたちは少し元気がなかった。いまは除染も進み外に出られるようになりました。子どもたちに健康で、笑顔で過ごしてもらいたいという思いで撮りました」と映像に込めた思いを明かした。
この日は、早川プロデューサーを通じてリドリー・スコットから届いた手紙も紹介された。リドリーは本作に参加した全ての人々に感謝。「想像を超える力強く、感動的で運命的な作品ができた」と完成した作品への自信をのぞかせ、改めて日本人に向けて「私の心は常にみなさんと共にあります」とメッセージを送った。
「JAPAN IN A DAY ジャパン イン ア デイ」は11月3日から公開。
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