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高橋惠子23年ぶり主演作、セリフ少ない初老女性役に「胃が痛くなる思い」

2012年10月17日 12:40

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京都造形芸術大学とプロのスタッフ・キャストがタッグ
京都造形芸術大学とプロのスタッフ・キャストがタッグ

[映画.com ニュース] 女優の高橋惠子が10月16日、都内で行われた23年ぶりの主演映画「カミハテ商店」の完成披露試写会に、あがた森魚、本作のプロデューサーで夫の高橋伴明氏、山本起也監督らとともに登壇した。静かな初老の女性を演じた高橋は「セリフも少なく、発散する場も少なく、胃が痛くなる思いもしました」と役作りの苦労を語った。しかし一方で、「(心の)内面を埋めていく作業が大変でもあり、やりがいがあるところでもありました」と喜びも感じていたことを明かした。

本作は、チェコのカルロビ・バリ国際映画祭のメインコンペティション部門に選出。物語は、生と死を題材とする繊細なヒューマンドラマで、自殺の名所になってしまった断崖絶壁の近くで、一軒の古い商店を営む女性を高橋が演じている。京都造形芸術大学とプロのスタッフ・キャストがタッグを組む、北白川派映画の第3弾だ。

今回が劇映画デビューとなった山本監督は、「今の日本映画だと成り得ないような題材を、なんとかこういった形で映画にできました」と安堵の表情。完成の喜びをにじませた伴明氏は、「起承転結があるような、ないような映画になっていると思います」と述べ、さらに製作陣に対して「こういうゆったりした撮り方をしたことがないので、非常に勉強になりました」と敬意を示した。

舞台挨拶後の囲み取材では、高橋自らが質問者となり、主演に選んだ理由を夫に問いかけるひと幕も。突然の問いに伴明氏は驚きながらも真摯に答え、夫婦の温かなやり取りで場を和ませた。笑顔で夫の言葉に耳を傾けていた高橋は、「この役を振っていただいて、すごく役の幅が広がった。こういう作品ってありそうでない貴重な作品だと思います」と感謝を口にした。

カミハテ商店」は、11月10日から全国で公開。

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