「スリラー」衣装など100点以上を展示!「マイケル・ジャクソン展」開催
2012年10月17日 17:00
[映画.com ニュース] 2009年6月25日に急逝した世界的スター、故マイケル・ジャクソンさんの衣装を展示する「マイケル・ジャクソン展」が、10月18日~11月12日に東京・押上の東京ソラマチで開催されることになり10月17日、内覧会が行われた。デザイナーの故デニス・トンプキンス氏、マイケル・ブッシュ氏が25年間にわたり手がけてきた衣装を展示。ジャクソンさんが生前に愛用したステージ衣装など合計100点以上を公開し、“キング・オブ・ポップ”の歴史をたどる。
同展示は、5月18日のチリ・サンティアゴを皮切りにダブリン、ロンドン、パリ、ロサンゼルスと世界各都市をめぐり、東京での展示が世界最終開催となる。衣装は同展示での公開後、11月30日~12月2日にビバリーヒルズで行われるジュリアンズ・オークションに出品されるため、一度に目することができる最後の機会となる。なお期間中、メインステージの展示品の一部が前半と後半で入れ替わる。ジャクソンさんの大ヒット曲「スリラー」のアイテムを公開する「スリラーステージ」は10月18~31日、人気ツアーに関連した「バッド」「デンジャラス」ステージは11月1~12日に公開される。
この日の内覧会はブッシュ氏、ジュリアンズ・オークションのダレン・ジュリアンCEOが来日したほか、音楽評論家の湯川れい子氏、ミュージシャンで音楽プロデューサーの西寺郷太氏、人気コメンテーターのデーブ・スペクターらが出席。湯川氏は、「スリラー」のライナーノーツを手がけたことで知られる。取材に応じた湯川氏と西寺氏は、「夜を徹して、命を削って書いたライナーノーツが1番の宝物」(湯川氏)、「遅れてきた世代のファンでグッズを集めたりはしないけれど、ジャクソン兄弟とは湯川さんを含めて交流がある。(物よりも)どっちが宝物」(西寺氏)と思い出に浸った。
ジャクソンさんが亡くなった後、最新情報の報道に尽力したスペクターは、数々の衣装を前にどの衣装を購入したいか問われると「ホワイトハウスに行ったときの黒い衣装やアカデミー賞の衣装。買いたいものはいっぱいあるけれど、触るのも怖いくらい。買ったら、(マイケルさんのファンの)やくみつるさんに売りつけます」と笑いを誘った。
「マイケル・ジャクソン展」は、10月18日~11月12日に東京・押上の東京スカイツリータウン内東京ソラマチで開催。10月18~21日には、ブッシュ氏の本の購入者向けにサイン入り本のプレゼントと握手会が予定されている。
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