ファンモン、内村光良監督作「ボクたちの交換日記」主題歌を担当!
2012年10月15日 22:00
[映画.com ニュース] 人気グループ「FUNKY MONKEY BABYS」が、「ウッチャンナンチャン」の内村光良がメガホンをとり、伊藤淳史と小出恵介がダブル主演を務める「ボクたちの交換日記」の主題歌を担当することが決定した。内村監督たっての希望でコラボレーションが実現し、楽曲「サヨナラじゃない」を書き下ろした。
映画の主人公は、結成12年目にして、いまだ人気の出ないお笑いコンビ「房総スイマーズ」。「こいつと一緒に人を笑わせたい」という思いを胸に夢を追いかけてきたが、もう後がないふたりは、交換日記を通して本音をぶつけ合っていく。主題歌「サヨナラじゃない」は、夢を追い続けた主人公の姿にマッチする応援歌に仕上がった。
内村監督は、同バンドの魅力を「過去のうれしくてせつない様々な出来事が、瞬時によみがえってくるところ」だといい、「エンディングで彼らの曲を聴いたら、絶対にお客さんが気持ちよく映画館を後にできると確信しているから」とオファーの理由を明かす。
一方、依頼を受けたファンモンのファンキー加藤は、「このお話を内村監督や鈴木おさむさんからいただいた時は、逃げたくなるくらいのプレッシャーを感じました(笑)。もともと原作が好きでしたし、映画自体も心から素晴らしいと思える内容でした。新曲『サヨナラじゃない』が、少しでもこの作品の追い風となるよう願っています」と、メッセージを寄せた。
主演のふたりも、「初めて曲を聴かせていただいた時、とても素敵な曲で胸に響きました。何度か聞いているうちに、映画のシーンが自然と思い浮かびました」(伊藤)、「僕が演じた甲本はまさしくFUNKY! そんな男の背中をグッと押してくれる、ぴったりで素敵な楽曲でした。この歌と一緒に甲本と田中のドラマがグッと日本中に届いてくれたらうれしいです」(小出)と語った。
原作は、放送作家・鈴木おさむの小説「芸人交換日記~イエローハーツの物語~」。架空のお笑いコンビの生活と葛藤(かっとう)を描き、そのリアルな内容に多くの芸人たちが涙したという。昨年、「オードリー」の若林正恭と俳優・田中圭主演で舞台化されている。
「サヨナラじゃない」は、「FUNKY MONKEY BABYS」20枚目のシングルとして11月21日に発売。「ボクたちの交換日記」は、2013年3月23日から全国で公開。