ギタリスト村治佳織が女子大生と裁判談義 米国初の女性死刑囚について考える
2012年10月11日 14:00

[映画.com ニュース] ロバート・レッドフォードが5年ぶりに監督を務めた「声をかくす人」の公開イベントが、10月10日津田塾大学で開かれ、ギタリストの村治佳織、弁護士の大城聡氏を迎えた特別セミナーを行った。作品から強いメッセージを感じたという村治は「こういう映画がもし作られなかったら、この1つの尊い命の死というものがまったく知らされることなく、歴史の中に埋没していったのかなと思った。それを掘り起こそうとしたアメリカの製作会社の人達の熱意をすごく感じました」と述べ、映画を見終えたばかりの学生達と感動を共有した。
今作は南北戦争の終結を迎えた頃のアメリカが舞台。リンカーン大統領暗殺という大事件の共犯者として、下宿屋の女主人から一夜にして死刑囚となったメアリー・サラット(ロビン・ライト)。無実を主張するが、その声はたった一人の弁護士にしか届かず、国家という大きな力に流されてしまう。普通に生きる人間が裁かれることの意味を問いかける、史実に基づく物語だ。
“人を裁くこと”がテーマに掲げられたセミナーでは、裁判シーンについて熱い討論が交わされた。大城氏は劇中でサラットを弁護する役柄のフレデリック(ジェームズ・マカボイ)に注目し、「なぜフレデリックが、メアリーを弁護したのか。非常に大変な状況に追い込まれていくのに」と問題提起。独自の見解を明かしながら、作品への思いを語った。
サラットの生き方に感銘を受けたという村治は、「(自分も)性別を超えた所で、一人間としての強さみたいなものを見つけて行きたいと思っているので、こういう方がいると知るとすごく勇気になります」と述べ、また「万人の心を変えることは大事なことだと思うけれど、目の前にいる人の心を変えることができたこともすごく大事だと思った。自分に置き換えてみれば、例えば演奏会でたくさんの人に聞いていただきたいという気持ちはあるんですけど、でもやっぱり一人ひとりの心に届く演奏をしたいなという気持ちがある」と、ストーリーに自らを重ねながら、感想を語った。
「声をかくす人」は、10月27日より全国で公開。
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