伊藤英明、初の悪役で新境地「海猿のことは嫌いにならないで」
2012年10月10日 20:15

[映画.com ニュース]俳優の伊藤英明が10月10日、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われた主演作「悪の教典」及び配信ドラマ「悪の教典 ―序章―」の完成披露試写会に、共演する二階堂ふみ、染谷将太、林遣都、浅香航大、水野絵梨奈、KENTA、高岡早紀、原作者の貴志祐介、三池崇史監督とともに出席した。
伊藤が演じるのは、目的のためなら殺人もいとわないサイコパス(反社会性人格障害)の教師役。キャリア初の悪役で「今までたくさんの人を救ってきたが、今回は大殺りくを起こす役どころ。伊藤英明のことは嫌いになっても、『海猿』のことは嫌いにならないで」と元AKB48の前田敦子の“名言”を引き合いに、新境地をアピール。「三池監督の現場は、エネルギーのぶつかり合い。小手先のことをやっても通用しないから、心を裸にせずには演じられなかった。『海猿』と並ぶ代表作になったと確信している」と胸を張った。
同日、第7回ローマ国際映画祭のコンペティション部門への出品決定が発表され、三池監督は「コンペの1本目に上映してくれるそうで、非常にうれしい。まだ歴史は浅いが、とても大きな映画祭なので楽しみ」。伊藤も「イタリアは三池さんの熱狂的なファンが多いので、きっとこの作品を待っているはず」と期待を寄せた。
映画は生徒から慕われ、学校やPTAからも評価される高校教師・蓮実(伊藤)がいじめ、モンスターペアレンツ、セクハラ、淫行など問題だらけの学校で、自らの目的を果たすため、躊躇(ちゅうちょ)なく殺人を繰り返す姿を描くバイオレンスサスペンス。「初めての学園もので、こんなに血がたくさん出てくるなんて……」(二階堂)、「映画を見ていて、気分が悪くなった方はすぐに言ってください」(染谷)、「振り切らないと、演じられない役だった」(林)と生徒役の面々は“戦りつ”の現場を次々と述懐。配信ドラマ「悪の教典 ―序章―」に出演する高岡は「舞台は映画の数カ月前。蓮実先生の悪が垣間見えるはず」とアピールしていた。
「悪の教典」は11月10日から全国で公開。ドラマ「悪の教典 ―序章―」は10月15日からBeeTV、dマーケットVIDEOストアで配信が開始される。
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