マット・デイモン新作に、エネルギー業界が抗議
2012年10月10日 16:00

[映画.com ニュース] マット・デイモン主演の新作映画「Promised Land」に、米エネルギー業界が抗議活動を行っているとウォールストリート・ジャーナル紙が報じた。
同作は、デイモン演じるガス会社のセールスマンが、ガス採掘のためにある小さな街を訪問した際、人生を変える出来事を体験するというストーリーで、デイモンは共同で脚本を執筆。当初は監督デビュー作として準備していたものの、スケジュールの都合からガス・バン・サントに譲ったという経緯がある。
同作では、シェールガスの採掘のために用いられる水圧破砕が、人体や環境にもたらす悪影響が描かれているため、エネルギー業界は反発。同作の全米公開は12月28日と直近ではないものの、すでにロビー活動が行われているという。同作を配給するフォーカス・フィーチャーズのジェームズ・シェイマスCEOは、「まだ誰も見ていない映画に対し、すでに反対運動が組織されていることにとても驚いています」と話している。
一方、社会派作品のみを手がけることで知られ、「Promised Land」にも出資しているパーティシパント・メディアは、「この映画は、市民の健康と安全のための規制と透明性の重要性を描いています」として、徹底抗戦の構えを見せている。ちなみに、水圧破砕は化学物質を含む水を大量に流しこむことから、人体への影響や環境破壊、地震誘発を起こすとして、環境団体は問題視している。
この問題を描いたドキュメンタリー映画「ガスランド」は、2011年のアカデミー賞ドキュメンタリー部門にノミネートされている。
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