TVドラマ「Mother」脚本家が挑む朗読劇、日替わりキャストで上演決定
2012年9月22日 07:00

[映画.com ニュース] テレビドラマ「Mother」「それでも、生きてゆく」の人気脚本家・坂元裕二が、初めての朗読劇「不帰(かえらず)の初恋、海老名SA」の脚本・演出を務めることが決定した。上演期間は9月28~30日の3日間で計6公演、酒井若菜×高橋一生、木村文乃×柿澤勇人、岡本玲×本郷奏多の各ペアが日替わりで登場する。
主人公のもとに、初恋の女性から婚約を報告する手紙が舞い込んだ。そのころ、東名高速道路で彼女が乗った高速バスが横転し、婚約者でそのバスの運転手だった男は逃亡してしまう。婚約者の行方を追う女、初恋の人を救いたい主人公。2人の運命は海老名サービスエリアで交錯する。
最近は、社会派テレビドラマの脚本を手がけてきた坂元。1987年「GIRL-LONG-SKIRT 嫌いになってもいいですか」で、第1回フジテレビヤングシナリオ大賞を受賞して脚本家デビューを飾り、「東京ラブストーリー」や「ラストクリスマス」といった話題作を送り出す。「わたしたちの教科書」(2007)で向田邦子賞、「それでも、生きてゆく」(2011)で芸術選奨文部科学大臣新人賞放送部門を受賞。1992年に舞台「恋と革命 学習院大学の校舎裏」の作・演出をしているが、朗読劇は今回が初挑戦となる。
繊細な心理描写とセリフ回しを得意とする坂元が織り成すラブストーリーに、3組のキャストたちが息吹を与える。初日9月28日は酒井若菜×高橋一生、29日は木村文乃×柿澤勇人、30日は岡本玲×本郷奏多が出演。各日2公演行われる。
「不帰の初恋、海老名SA」は東京・青山のDDD AOYAMA CROSS THEATERで上演。
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