立川談志さん、一周忌にドキュメンタリー映画で復活!
2012年9月14日 06:00
[映画.com ニュース] 現代的な感性で古典落語を捉え直し、新たな息吹を与えた立川談志さんの遺した珠玉の名作が、ドキュメンタリー「映画 立川談志」としてよみがえることになった。
孤高の天才落語家・談志さんは、昨年11月21日に喉頭がんで死去。落語は「人間の業の肯定」「イリュージョン」「江戸の風が吹く」など、独自の哲学で落語界に多大な影響を与えた談志さんの高座が、一周忌に合わせて劇場で上映される。
上映演目は、イリュージョン落語の代名詞「やかん」(2005年10月12日、国立演芸場)と、談志さん十八番のひとつに数えられる「芝浜」(06年12月2日、三鷹市公会堂)。ともにDVD未収録の貴重な映像で、この2席の上映前後には柄本明のナレーションによる未公開のドキュメンタリー映像を盛り込み、談志さんの落語哲学に迫る。
歯に衣着せぬ毒舌ゆえ、落語以外でも注目されることの多かった談志さんだが、その本質は真しに落語と向き合い、生涯にわたり挑み続けたといえる。“伝統を現代へ”の精神を後世に伝えるべく、落語ファンでなくても楽しむことができる作品が完成した。
「映画 立川談志」は、12月8日から東劇となんばパークスシネマで先行上映され、2013年1月12日から全国で公開。
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