反オバマ映画の興行成績がマイケル・ムーア作品超え
2012年9月12日 13:10

[映画.com ニュース] 反オバマ映画として知られる「2016 Obama's America」が、政治ドキュメンタリー映画として全米歴代2位の興行成績を達成したと、Deadlineが報じた。
同作は、保守派の論客として知られるディネシュ・デスーザが、自ら著書を下敷きに映画化した作品で、バラク・オバマ大統領をゆがんだ政治観を持った危険人物として弾劾している。7月13日にテキサス州ヒューストンで1館のみでの封切りとなった同作は、米共和党大会にあわせて拡大し、現在では2000館で公開。再選を狙うオバマ氏と、共和党ミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事の大統領選が過熱するにしたがって観客動員を増やしている。
アメリカの映画興行で政治ドキュメンタリー映画といえば、リベラル派マイケル・ムーア監督の独壇場で歴代トップ5のうち4作は彼の作品である。しかし、「2016 Obama's America」はこれまでに2620万ドルを稼ぎ、第2位に食い込んだ。1位のムーア監督作「華氏911」(1億1910万ドル)を破るのは難しいかもしれないが、それでも保守系の政治ドキュメンタリー映画としては1位という記録を達成している。
歴代政治ドキュメンタリー映画ランキングは以下の通り。
2位:「2016 Obama's America」(ディネシュ・デスーザ&ジョン・サリバン監督) 2620万ドル
3位:「シッコ」(マイケル・ムーア監督) 2450万ドル
4位:「不都合な真実」(デイビス・グッゲンハイム監督) 2410万ドル
5位:「ボーリング・フォー・コロンバイン」(マイケル・ムーア監督) 2150万ドル
6位:「キャピタリズム マネーは踊る」(マイケル・ムーア監督) 1430万ドル
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