「パイの物語」からトビー・マグワイアの出演場面がカット
2012年9月10日 15:00
同作は、ブッカー賞受賞の冒険小説をアン・リー監督が映画化する注目作で、太平洋上で漂流することになった16歳の少年と動物たちのサバイバルドラマ。「アイス・ストーム」でリー監督作に出演したことのあるマグワイアは、主人公を取材する作家として端役で出演していたものの、無名俳優が大半を占めるキャストのなかで目立ちすぎるという理由から、出演場面がカット。「プロメテウス」のレイフ・スポールに差し替えられたという。
この決断について、リー監督は「他の出演者を考慮して、完全に国際色豊かなキャストでいくことにしました」と説明。マグワイア自身も、「リー監督の決断を100%指示します」と声明を発表している。ちなみに同作はアカデミー賞候補との呼び声が高く、11月21日に全米公開される。