「オーズ」コンビの渡部秀＆三浦涼介、新たな代表作に感極まって男泣き！
2012年9月1日 14:25
［映画.com ニュース］ 東映の新レーベル「TOEI HERO NEXT」の第1弾「PIECE 記憶の欠片」が9月1日、公開初日を迎え、主演の渡部秀と三浦涼介、下山天監督が都内の劇場で舞台挨拶に立った。
「仮面ライダー」「スーパー戦隊」シリーズなど、数多くの特撮作品を手がけてきた東映が、新たなヒーロー像を構築する新レーベル「TOEI HERO NEXT」の第1弾作品。「仮面ライダーオーズ」でコンビを組んだ渡部と三浦が再びタッグを組み、トラウマを抱えた元エリート記者（渡部）と5重人格のカメラマン（三浦）に扮し、人間が石化して死亡するという怪事件に挑む。
渡部は、初日を迎え「とても光栄。バルト9に来るのも『オーズ』の舞台挨拶以来なので久しぶりに緊張している」と挨拶。実年齢よりも上の役柄には、「大人の仕草を勉強したり飲めないコーヒーにチャレンジしたり、現場ではクールを気取ってみた。涼君と一緒に芝居ができるのもうれしかったし、1年半一緒にやっているだけあって息が合っていた」と撮影を振り返った。三浦も、「今日はすごい楽しみにしてきた。早く皆さんに見てほしかったし早く会いたかった！」と元気に挨拶した。
下山監督は、「大きな劇場なので席が空いているのではと心配で昨日から全然眠れなかった」と明かし、満席の会場を見渡しほっと安堵の表情。「『オーズ』を越えなければいけない、彼らを次のステージに送り出さなければならないという思いで熱い日々だった。全力で走り切ったのであんまり記憶がない。2人には改めてありがとうと言いたい」と一礼した。
「オーズ」でブレイクした三浦は、「TOEI HERO NEXT」第1弾への抜擢に「『オーズ』もそうだけど、今回も色んなプレッシャーがあった。でも精一杯やって良かったし、みんなに見てもらって良かった」と声を詰まらせながら、感極まって涙を流した。渡部も、「正直この作品に選ばれた時は俺たちできるのかとプレッシャーだった。だけど一緒に頑張ってきた仲間に支えられて初日を迎えられた。この作品が『TOEI HERO NEXT』の輝かしい未来を作っていってくれるといい」と涙を浮かべていた。
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