「ハンガー・ゲーム」吹き替えに神谷浩史、中村悠一、山寺宏一ら豪華声優陣
2012年8月31日 06:30
同作は、一部の富裕層が権力を独占する近未来都市キャピトルを舞台に、殺し合いのゲームに強制的に参加させられた少年少女たちの戦いを描くサバイバルアクション。今年3月に公開されたアメリカでは、興行収入4億ドルを超える大ヒットとなった。
日本語吹き替え声優には、主人公カットニスに人気声優の水樹奈々が決定していたが、そこへ神谷、中村、山寺、釘宮理恵らが加わる。密かに思いを寄せるカットニスと一緒にゲームに参加する少年ピータを「青の祓魔師」「機動戦士ガンダムAGE」の神谷、カットニスの狩猟仲間で互いを思いあっているゲイルを「機動戦士ガンダム00」「マクロスF」の中村、カットニスとピータの教育係ヘイミッチを「新世紀エヴァンゲリオン」などでおなじみの山寺がそれぞれ担当する。
声優陣は「カットニスに対する思いが少しでも伝わればと思って演じましたし、男性は特にピータに共感して観てもらえると思います」(神谷)、「『ハンガー・ゲーム』のような、現実では考えづらいことを、声だけではありますが『映像』として参加するということは吹替えじゃないと出来ないこと。自分がその世界の中に入っていけるような気がするので、僕としても純粋に楽しかった」(神谷)とコメントを発表。洋画吹き替えでもベテランの山寺は「主人公を影から支える役です。『若いもんにはまだまだ負けへんで!』」と話す。
そのほか、「鋼の錬金術師」「灼眼のシャナ」の釘宮がカットニスの妹プリムローズの吹き替えを担当する。
「ハンガー・ゲーム」は9月28日公開。