前川清、小林幸子にエール! 紅白での美川憲一との衣装対決を熱望!
2012年8月28日 20:47

[映画.com ニュース] 歌手の前川清の初主演映画「旅の贈りもの 明日へ」の完成披露試写会が8月28日に都内で開催され、前川をはじめ、酒井和歌子、山田優、葉山奨之、清水くるみ、須磨和声、前田哲監督が舞台挨拶に登壇した。前川へ新曲発売を巡って揺れる小林幸子や、事務所からの独立が報じられている美川憲一について質問が飛んだが、「人は偏見の目で見るけど、さっちゃんは彼女なりに一生懸命生きている人。個人的にがんばってほしい。うまい具合に元のさやに収まれば……」とエールを送る。紅白歌合戦についても「僕はとっくに出てないけど(苦笑)、さっちゃんさんと美川さんは衣装対決があっておじいちゃん、おばあちゃんを楽しませてる。見られないのは残念です」と語った。
定年を迎えた男性の初恋を巡る旅、結婚を目前に控えた女性の父への思いを胸に秘めた旅、自分を見失ったバイオリニストの故郷への旅など、それぞれに思いを抱えた人々の旅を通して人生を描き出す。
数多くの舞台に出演してきた前川だが、映画への出演自体が本作が32年ぶりで主演を務めるのは初めて。「あまり映画に出たいという気持ちはないし、役者は苦手」とぼやきつつ「(自身の若い頃を演じた)葉山くんや清水さんにがんばってもらい、酒井さんに助けていただいた。ここにいるのがくすぐったいような気持ちです」と笑顔で語った。
当初は、なまりを理由に出演を断っていたというが「映画会社の偉い人が『そのままでいいから』と言うので出ることにしたら、監督からいきなり『なまり過ぎです』と怒られてどうしようかと思った」と監督への恨み節も……。前田監督は前川について「一番、現場を楽しんでました。周りへの気遣いが多くて『自分のことを心配しろ』と思ったくらい(笑)」とストレートな物言いで年の差を超えた強い絆を感じさせた。
山田は俳優の小栗旬との結婚を発表してすぐのタイミングで本作の撮影に入っており「どういう気持ちでお父さんに(結婚を)伝えたか? とか自分の気持ちを照らし合わせながら役を作りました。思い出に残る作品です」とこの日も幸せオーラを振りまいていた。
山田が小栗と深夜のそば屋で大ゲンカをしたということが一部週刊誌で報じられたが、山田は驚いた様子でこれを完全否定。「話してただけなんですが」と困惑していたが、前川は「それだけ注目されてるということ。いいですね!」と余裕の表情でフォローを見せた。
なお、前川が歌う主題歌「春の旅人」は作家の伊集院静が作詞を担当している。前川は「急なお願いで迷惑をおかけしたけど、いい曲ができたと思う。歌に関しては誰にも文句は言わせずに自由にやらせていただきました」と役者業と違って“本業”だけあって自信たっぷりに語った。
「旅の贈りもの 明日へ」は10月13日より福井にて先行上映。10月27日より全国にて公開。
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