ロバート・パティンソン、ヘルツォーク監督次回作で「アラビアのロレンス」に
2012年8月21日 11:10

[映画.com ニュース] 「トワイライト」シリーズのロバート・パティンソンが、ドイツの鬼才ベルナー・ヘルツォーク監督の新作「Queen of the Desert」に出演することが明らかになった。
同作は、「イラク建国の母」と称されるイギリス人女性ガートルード・ベルの伝記映画で、ナオミ・ワッツがベル役で主演する。
1868年、英ダーハムの裕福な家庭に生まれたベルは、まだ女性の大学進学が珍しいビクトリア時代の英国にあって、オックスフォード大学を弱冠20歳で優秀な成績で卒業。考古学者として中東に赴き、「アラビアのロレンス」ことT・E・ロレンスと出会い、のちに英諜報部の活動を通してイラク建国の立役者となった。パティンソンはそのロレンス役を演じる。デビッド・リーン監督「アラビアのロレンス」ではピーター・オトゥールが演じた役どころだ。
パティンソンは、デビッド・クローネンバーグ監督と組んだ「コズモポリス(原題)」がアメリカで公開されたばかり。「トワイライト」後に目指す路線に関して、明確な意志が感じられる。
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