「悪の教典」ドラマ配信決定!伊藤英明が全編英語の撮影に挑戦
2012年8月16日 08:00
[映画.com ニュース] 伊藤英明と三池崇史監督のタッグで、貴志祐介氏のベストセラー小説を実写映画化する「悪の教典」が、「悪の教典 序章」としてドラマ化されることになり、携帯専用放送局BeeTVで配信されることがわかった。映画版のスタッフが結集し、映画では描ききれなかった部分を描く。
映画「悪の教典」は、人気高校教師という表の顔と、目的のためには殺人もいとわない冷酷なサイコパスの顔を持った男が、クラスの生徒たちを次々と殺害していく姿を描く。伊藤は、今作で初の悪役に挑んだ。二階堂ふみ、染谷将太、林遣都、山田孝之らが共演している。
映画版では日常の崩壊する様子を描いたが、ドラマ版では日常に潜む恐怖に焦点を当てる。三池監督が監修で参加し、野本史生監督がメガホンをとった。伊藤をはじめ中越典子、岩松了、高杉亘、高岡早紀、吹越満らが出演している。ドラマで重要となる回想シーンは、8月2~5日に米ニューヨークで撮影を敢行。伊藤は海外のスタッフに囲まれながら、全編英語での撮影に挑戦した。同シーンによって、主人公の高校教師・蓮実聖司の人物背景が浮き彫りになる。10月15日から毎週月曜日に全4話で配信。
「悪の教典」は、11月10日から全国で公開。