ジェームズ・キャメロン監督、中国と共同で3D会社設立
2012年8月10日 11:45

[映画.com ニュース] ジェームズ・キャメロン監督が、3D映画振興をはかるための新会社を中国に設立することになったと、ロサンゼルス・タイムズ紙が報じた。
撮影監督のビンス・ペイスとともに、3D技術の提供とコンサルタント業務を行うキャメロン・ペイス・グループ(CPG)を率いているキャメロン監督は、中国のTianjin North Film Group、Tianjin Hight-tech Holding Groupとともに、天津市に合弁会社を設立すると発表。18カ月以内に、現在のCPGグループの3倍の規模に発展させる予定だという。
3D映画の旗振り役として知られるキャメロン監督だが、コスト削減のために3D撮影を行わずコンバージョンで2Dから3Dへの変換を選択するハリウッドのスタジオが多いことに幻滅していたという。その点、中国は拡大の一途をたどる成長市場であるばかりか、キャメロン監督の3D映画「アバター」が中国の映画史上No.1のヒットを記録し、CPGが協力した「トランスフォーマー ダークサイド・ムーン」も2011年の年間No.1になっていることから協力的だという。
「われわれの夢は中国が3D化の道を切り開き、あとになって『3D撮影にすぐに取り組んだのは中国だった』と世界中に言わせることだ」と、キャメロン監督は抱負を述べた。

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