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「かぞくのくに」封切りに監督は涙、井浦&安藤“兄妹”も感激

2012年8月4日 13:23

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こん身作の封切りに笑顔の3人
こん身作の封切りに笑顔の3人

[映画.com ニュース] ヤン・ヨンヒ監督の最新作「かぞくのくに」の初日舞台挨拶が8月4日、東京・テアトル新宿で行われ、ヨンヒ監督をはじめ、劇中で兄妹を演じる井浦新安藤サクラが登壇した。1950年代から始まった北朝鮮への帰国事業を背景にした意欲的なホームドラマ。ヨンヒ監督は「兄や家族に会えなくなるのと引き換えに、この映画が世に出た。私の代わりに、サクラちゃんがお兄ちゃんといてくれる感じ」と涙ぐみながら挨拶。こん身作の封切りに「監督の強い思いから生まれた作品。世界中の人に届いてほしい」(安藤)、「皆さんに見ていただき、ようやく作品が完成した。心に何かが残れば幸いです」(井浦)と感激していた。

「ディア・ピョンヤン」「愛しきソナ」で高い評価を得たヨンヒ監督が実体験をもとに、オリジナル脚本を書き上げたキャリア初のフィクション作品。病気療養のため25年ぶりに日本に帰ってきた兄ソンホ(井浦)が、日本に暮らす妹のリエ(安藤)や家族、友人らにもたらす静かな“波紋”を描く。第62回ベルリン国際映画祭フォーラム部門に出品され、国際アートシアター連盟賞を受賞した。

昨年8月に約2週間の撮影が行われ「猛暑ではなく、酷暑の夏。初日にいきなりカメラが動かなくなり、みんなであおいだ」(ヨンヒ監督)。安藤が「初日は全然まとまらず、みんなで悩みましたよね」と振り返ると、井浦は「兄妹の距離感をどう表現するか、いろいろ試した」と同調。ヨンヒ監督は「のびのび演じてもらうため、動きやしゃべり方を指示するのではなく、私自身の思い出話をたくさんした。そこからふたりがエキスを吸い取って、本当の兄妹になってくれた」と現場での演出を語った。

「ベルリンよりも緊張している」というヨンヒ監督は、「映画の背景にある問題を理解するに越したことはないが、あくまで映画なので怒りや悔しさ、共感などを“感じて”もらえれば。悲しい話ですが、小さな家族の物語を見つめてほしい」とアピールした。

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