椎名誠&細川徹監督「ぱいかじ」コンビが“ほろ酔い”対談
2012年8月4日 16:00

[映画.com ニュース] “現代版ロビンソン・クルーソー”と評された椎名誠氏の人気小説を映画化した「ぱいかじ南海作戦」の公開記念トークショーが8月3日、東京・新宿バルト9で行われ、椎名氏とメガホンをとった細川徹監督が対談した。鑑賞後、ビールが飲みたくなると評判の本作。「さっきまで2時間ほど飲んでいた。今日はここに来たくなかった」(椎名氏)、「マイクだけは持ってください(笑)。楽屋でもお飲みになっていたので、僕もお付き合いで……」(細川監督)と早くも“できあがった”ふたりは、缶ビール片手に舌も滑らかだった。
仕事と家庭を同時に失い心機一転、南の島にたどり着いた中年男・佐々木(阿部サダヲ)が、彼を強じんなサバイバル生活者だと勘違いした都会育ちの若者たち(永山絢斗、貫地谷しほり、佐々木希)と共同生活しながら、自分に酒を飲ませ、全財産を奪ったホームレスたちに仕返しするヒューマンコメディ。コントユニット「男子はだまってなさいよ!」主宰を務める細川が、長編映画デビューを飾った。
椎名氏は「自分の小説が映画化される時は、特に口出ししない。嫁に出したようなものだから、好きにしてくれと(笑)。僕も何本か映画を撮っているから、監督の気持ちもわかるしね」。安どの表情を見せる細川監督は「小説が実写化されても、がっかりすることが多いから、緊張しましたね。原作ファンも読んでいない人も楽しめる作品にしたかった」と初メガホンを振り返った。
劇中に登場する“サバイバル生活者”の多くは、椎名氏が取材先で出会った実在の人物がモデルになっているといい「ある人が『僕は黄泉の国に行ったことがある』って言うから、どんな場所か聞いたら『お薬で行く国です』って」(椎名氏)。すっかり暴走するトークに、細川監督は「今日はマスコミも来ているんですから」とすっかり酔いがさめていた。
フォトギャラリー
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

入国審査
【これめっちゃ面白かった】この2人、空港の入国審査で何時間も尋問される…一体なぜ? 衝撃の結末へ
提供:松竹

またピクサーが大傑作つくったんですか…
【大人がボロボロ泣く感動超大作】両親を失った主人公の再生。そのままの君が好きだよ。
提供:ディズニー

映画界を変える“究極の推し活”がある。
【革命的すぎてヤバい】大好きな俳優と映画を、まさかの方法でとことん応援できる!!
提供:フィリップ証券

ジュラシック・ワールド 復活の大地
【超絶パワーアップ】マジ最高だった!! 究極のスリル、圧倒的な感動、限界突破の興奮!!!
提供:東宝東和

何だこのむちゃくちゃ“刺さる”映画は!?
【尋常でなく期待してる】“命より大事な誰か”のためなら、自分の限界を超えられる。
提供:ディズニー