日テレ、ルーブル美術館との協力発展へ調印
2012年7月31日 22:40
[映画.com ニュース] 日本テレビは7月25日、フランスのルーブル美術館と新たな協力関係を組むことで合意に至り、24日にルーブル美術館の「モナリザ」展示ホールで、日本テレビ・大久保好男社長とルーブル美術館・アンリ・ロワレット館長が、新たなパートナーシップに関する基本合意文書に調印した、と発表した。
合意内容は▽日本テレビは、ルーブル美術館の絵画展示スペースの改修などに協力する▽日本テレビとルーブル美術館は、2018年から2034年まで4年ごとに日本で大規模な展覧会を開催する。
今回の合意に基づいて、同局が改修に協力する絵画展示スペースは、「モナリザ」展示ホールに隣接するドノン・パビリオンと、ダ・ビンチやラファエロなどの作品が並ぶグランド・ギャルリーが検討されている。
同局では長年にわたり、世界的な至宝を数多く所蔵するルーブル美術館に協力してきている。98年に「モナリザ」展示ホールのリニューアルへの協力で合意し、05年に完了したほか、00年の合意に基づき、「ミロのヴィーナス・ギャラリー」が2010年までに改修されている。さらに、現在は「サモトラケのニケ」の修復作業が進められている。また、同局と同美術館は、選りすぐりの絵画、彫刻の名作、秀作による大規模な日本での美術展を05、06、09年に開催し、数多くの人々に鑑賞された実績もある。
この両者の協力関係は、「モナリザ」などの “ルーブルの顔” とも言うべき芸術遺産を保全し、展示環境の整備を推進する一方で、世界最高峰の美術作品を日本で公開するという、芸術遺産の保護および文化・芸術の共有という2つの観点から、極めて意義が大きいといえるもの。今回の合意は、このような長期間にわたる揺るぎない協力関係を、さらに長期的に継続、発展させていくものとなる。(文化通信)
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