レオ様15年ぶり恋愛映画にカムバック 「華麗なるギャツビー」予告公開
2012年7月30日 12:00
[映画.com ニュース] レオナルド・ディカプリオとバズ・ラーマン監督がタッグを組んだ「華麗なるギャツビー」の最新予告編が、このほど公開された。ディカプリオにとって、「タイタニック」以来15年ぶりとなる恋愛映画での主演。かつて“レオ様”と呼ばれ一世を風びしたが、近年はさまざまなジャンルの作品に出演し演技の幅を広げてきた。今作ではタキシードを嫌味なく着こなし、ため息を誘うほどの美しい姿を披露している。
原作は、アメリカ文学史上最も有名な作品のひとつでもある、スコット・フィッツジェラルドの「グレート・ギャツビー」。1920年代の米ニューヨーク、ロングアイランドを舞台に、東部の令嬢デイジーに恋をした成り上がり者のギャツビーの破滅へと向かう人生を描いた。
今作では、主人公の大富豪ジェイ・ギャツビーをディカプリオ、デイジー・ブキャナンをキャリー・マリガンが演じている。これまでに何度か映画化されているが、ジャック・クレイトン監督、フランシス・フォード・コッポラ脚本による「華麗なるギャツビー」(74)では、ロバート・レッドフォードとミア・ファローが主演した。
予告編では、熱に浮かされる街の様子、退廃と酒におぼれ絢爛豪華なパーティーに繰り出す人々の姿が映し出される。ディカプリオ演じるギャツビーは、パーティーの主催者でありながら、屋敷の中から眺めるだけ。招待された参加者は「ギャツビーって何者?」「知っているの?」「戦争の英雄さ」「実在しない」などと、噂の的になるほどの謎の人物。何の目的でパーティーを毎晩開催するのか。映像の終盤に「2人だけの世界で生きたかった」というセリフの意味とともに、原作の世界観をどのように映像化するのかにも注目が集まる。
「華麗なるギャツビー」は、2013年2D/3Dで全国公開。
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