映画格付けレポートCinemaScoreがはじめて一般に公開
2012年7月29日 10:45

[映画.com ニュース] 映画の興行成績を予測するうえで業界関係者のあいだで重要な資料となっている映画格付けレポートCinemaScoreが初めて一般に公開されたと、ロサンゼルス・タイムズ紙が報じた。
CinemaScoreとは、米ラスベガスに拠点を置くマーケット調査会社で、映画の公開初日に観客に満足度のアンケートを実施。その調査結果を統計し、作品ごとに最高のA+から最低のFまでランク付けを行う。映画評論家でも試写会に招待された観客でもなく、公開初日に自腹で映画を鑑賞した観客を調査対象にしているため、映画スタジオにとっては重要な指標として重宝されている。
調査結果を入手するためには、年間数千ドルにも及ぶ契約料を支払わなくてはならないが、CinemaScore社は、年齢層ごとの格付けや過去の調査結果など詳細データを割愛するかわりに、自社サイトで格付けのみを公開。今後、サイトの広告収入が増えれば、詳しいデータもアップする計画だという。ちなみに、現在、アメリカで公開されている映画作品のなかで、最高のA+は「アベンジャーズ」のみ。その格付け通り、同作は本年度の全米興行成績でトップを走っており、現在のところ6億1500万ドルを突破している。なおA評価は、「ダークナイト・ライジング」「メリダとおそろしの森」「マダガスカル3」など。

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