ロマンス小説「アウトランダー」を「ギャラクティカ」クリエイターがドラマ化
2012年7月22日 15:00
[映画.com ニュース] 米作家ダイアナ・ガバルドンの人気ロマンス小説「アウトランダー」シリーズを、「バトルスター・ギャラクティカ」のクリエイター、ロナルド・D・ムーアがテレビドラマ化することが明らかになった。
米Deadlineによれば、ソニー・ピクチャーズ・テレビジョンはこのほど「アウトランダー」シリーズの映像化権を獲得。プロデュース&脚本にムーアを起用した。1991年にスタートした「アウトランダー」シリーズは、現在第7部までが刊行済みで、2013年に第8部の刊行が予定されている(邦訳は分冊文庫版で第23巻まで刊行済み)。累計2000万部以上を売り上げるベストセラーシリーズだ。
物語の始まりは、第2次世界大戦終結直後。元従軍看護婦の27歳のクレアは、夫とともにスコットランドのハイランド地方で休暇を過ごしていた。しかしあるストーンサークルを訪れたところ、200年前のスコットランドにタイムスリップしてしまう。そして夫とそっくりのイングランド将校(実は夫の先祖)と、若いスコットランドの戦士ジェイミーに出会う。
「アウトランダー」シリーズは、ファンタジーやアドベンチャー要素の強いロマンス小説として世界中に熱狂的なファンを持つ。「クレア&ジェイミー」の足跡をたどるスコットランドのツアーも人気だという。
現時点ではドラマ版のキャストは未定。近々各ケーブルテレビ局に企画が持ち込まれ、その後に放送局が決定する見込みだ。